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ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-02

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみようと思います。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-01

 

2日目は、vSAN の最小構成とされる 3ノード クラスタを構成します。

  • ESXi は 3ノード
  • ハイブリッド(SSD + HDD)ディスクグループ
  • ディスクグループは各ノードで 1つずつ
  • 重複排除・圧縮 は無効のまま
  • フォールト ドメインはデフォルト構成のまま
  • vCenter は vSAN 外部に配置

 

vSAN ではデフォルト(の仮想マシンストレージポリシー)だと、

データは、3ノード(コンポーネント x 2 と 監視 x 1)に分散配置されます。

 

下記は昨日の 4ノード vSAN ですが、VM「vm01」のオブジェクトがそれぞれ 3ノードに分散されています。

オブジェクトは 3つあります。

  • VM Home(.vmxファイルなど)
  • Hard Disk 1(VMDK ファイル)
  • SWAP オブジェクト

vsan-adv-02-01.png

 

3ノード vSAN でも、1ノードの障害でもデータの可用性がある(データを読み書きできる)状態ですが、

ノード障害中はリビルドができないため、その間に 2台目のノード障害があると

悲しいことになってしまいます。

 

4ノード vSAN の、1ノード障害。(昨日の vSAN にて)

4ノード以上の vSAN であれば、1ノードの障害が発生した場合でも

デフォルトでは 60分後にデータがリビルドされます。

 

vSAN のドキュメントでは、下記のあたりが参考になります。

About vSAN Cluster Resynchronization

 

ためしに、1ノードで疑似障害を発生させてみます。

ネストの外側から、ESXi VM をパワーオフします。

 

このときのポイントは下記です。

  • VM のデータが配置されているノードを選択する。
  • VM が起動しているノードは選択しない。
    (VM が稼働継続する様子が見られるように)

vsan-adv-02-02.png

 

少し待って vSphere Client を更新すると、1ノード障害の様子が確認できます。

今回は「192.168.1.32」という ESXi を強制停止したので、

そのノード(ホスト)に配置されているデータに問題が発生します。

VM が起動しているノードを停止したわけではないので、「vm01」は、そのまま稼働継続できています。

vsan-adv-02-07.png

 

「監視 → vSAN → 健全性」画面でもアラートが表示されます。

障害直後は「可用性が低下(再構築なし)- 遅延タイマー」に計上されています。

vsan-adv-02-05.png

 

これは、過剰なデータ移動を避けるように「オブジェクト修復タイマー」で指定されている

時間「60分間」は、リビルドを待機するためです。

vsan-adv-02-08.png

 

これは、「オブジェクトの再同期」画面でもわかります。

vsan-adv-02-09.png

 

VM が 1つだけなのに「~ 遅延タイマー」が 3件 となっているのは、

この VM が 3つの vSAN オブジェクトを持っているためです。

vsan-adv-02-06.png

 

60分以上経過すると自動的に正常なノードでリビルドされ、データが健全な状態になります。

vsan-adv-02-13.png

 

「vm01」のオブジェクトがすべて健全になりました。

vsan-adv-02-11.png

 

障害ノード「192.168.1.32」に配置されていたコンポーネントが、

正常ノード「192.168.1.31」にリビルドされています。

vsan-adv-02-12.png

 

3ノード vSAN の、1ノード障害。

一方、3ノード vSAN でノード障害が発生した場合には、障害ノードを復旧するまでリビルドができません。

 

3ノード vSAN を構築しました。

vsan-adv-02-14.png

 

そして疑似障害を発生させるため、ネストの外側から ESXi VM をパワーオフします。

vsan-adv-02-15.png

 

3ノード vSAN でも、4ノードの場合と同様に VM は稼働継続したまま、

障害ノードのデータにはアクセスができなくなります。

vsan-adv-02-16.png

 

そしてリビルドの遅延タイマーを待ちます。

vsan-adv-02-17.png

 

しかし、60分以上経過しても、正常ノードの台数が不足したままなのでリビルドは実施されません。

「可用性が低下(再構築なし)- 遅延タイマー」はゼロ件になり、

「可用性が低下(再構築なし)」が 3件になります。

vsan-adv-02-19.png

 

障害ノードを何とか復旧するまで、不安な状態となります。

当然ながら、障害ノードを復旧すると自動的にデータは健全な状態になります。

vsan-adv-02-22.png

 

そのため、vSAN は 4ノード以上にしておくと、

1ノード障害時にも落ち着いて復旧作業をすることができます。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-03


ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-03

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみようと思います。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-02

 

3日目も、3ノード vSAN クラスタを構成します。

しかし今回は、vCenter 配下に同時に 2クラスタを構成してみます。

  • ESXi は 3ノード
  • vCenter は vSAN 外部に配置
  • vCenter 配下に vSAN クラスタを 2つ構成

 

3ノード クラスタ「vSAN-Cluster-20181203a」と「vSAN-Cluster-20181203b」で

それぞれ vSAN を構成しています。

 

vSAN-Cluster-20181203a クラスタ

※vSAN クラスタと、対応する ネストの ESXi VM に赤枠をつけています。

vsan-adv-03-01.png

 

vSAN-Cluster-20181203b クラスタ

vsan-adv-03-02.png

 

vSAN クラスタごとに、vSAN データストアが作成されます。

デフォルトのデータストア名は「vsanDatastore」です。

vsan-adv-03-03.png

 

1番目以降のデータストア名は「vsanDatastore (1)」といった形式でデータストア名が重複しないように、

自動的に数字が付与されます。これは従来の VMFS / NFS データストアと同様です。

vsan-adv-03-04.png

 

vSAN では、vSAN データストアの共有は、必ずクラスタ内でのものとなります。

vSAN データストアの「ホスト」タブには、その vSAN クラスタ内のホストのみが表示されます。

クラスタをまたいだホストが vSAN データストアに VM を配置することはありません。

vsan-adv-03-05.png

 

もう片方の vSAN データストアも同様です。

vsan-adv-03-06.png

 

ちなみに vSAN データストア名は、従来のデータストアと同様に右クリックなどから名前を変更できます。

vsan-adv-03-07.png

 

複数の vSAN データストアがある場合は自動付与された名前のままではなく、

どのクラスタのデータストアなのか、わかりやすい名前にしておくと運用しやすいかなと思います。

vsan-adv-03-08.png

 

ネステッド vSAN であればオーバーコミットで ESXi を用意できるため

このように物理マシンでは用意しにくい台数構成の検証も容易です。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-04

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-04

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみようと思います。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-03

 

4日目は、All-Flash / Hybrid の vSAN をそれぞれ作成してみる話です。

それぞれ 3ノードで、All-Flash と Hybrid のネステッド vSAN を用意してみました。

  • vSAN-Cluster-20181203aクラスタ → Hybrid ディスク グループ の vSAN
  • vSAN-Cluster-20181203bクラスタ → All Flash ディスク グループ の vSAN

 

今回は、ネステッド ESXi のデバイスに Flash / HDD のマークを付けることで

All-Flash / Hybrid のディスクグループを疑似的に構成しています。

Working with Individual Devices

 

All-Flash / Hybrid の見え方。

vSAN-Cluster-20181203a クラスタ

ディスクグループがハイブリッド構成(キャッシュ層が SSD +  キャパシティ層が HDD)の vSAN です。

キャパシティ層のデバイスは、「ディスク層」が「容量」と表示されています。

クラスタ内の ESXi では、ディスクグループの種類を揃えます。

vsan-adv-04-01.png

 

vSAN-Cluster-20181203b クラスタ

ディスクグループがオールフラッシュ構成(キャッシュ層が SSD + キャパシティ層も SSD)の vSAN です。

こちらも、クラスタ内の ESXi では、ディスクグループの種類は揃えます。

vsan-adv-04-02.png

 

ストレージデバイスの SSD / HDD 切り替え。

実は vSphere では、ESXi に接続されたストレージ デバイスを

SSD / 非 SSD(HDD)と識別させる方法があります。

 

ネステッド vSAN 環境の場合、外側の物理マシンに搭載したストレージ デバイスによって

ネスト側の ESXi VM のデバイスも認識がかわります。

しかし、その認識にかかわらず強制的に SSD / 非 SSD と認識させることで

疑似的に All-Flash / Hybrid vSAN を構成することができます。

この設定で性能面で変化があるわけではありませんが、

All-Flash 限定の機能を検証することができるようになります。

 

ストレージ デバイスの SSD / 非 SSD の認識は、ESXi の

設定 → ストレージ デバイス 画面で設定できます。

 

もともとドライブのタイプが「フラッシュ」(SSD)と認識されているデバイスでは、

「HDD ディスクとしてマーク」ボタンが表示されます。

vsan-adv-04-05.png

 

一方、ドライブのタイプが「HDD」と認識されているデバイスでは、

「フラッシュ ディスクとしてマーク」ボタンが表示されるので、これで SSD としてマークできます。

vsan-adv-04-06.png

 

SSD / HDD マークの仕組み。

ESXi での SSD / 非 SSD マークには、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)という仕組みが利用されています。

ストレージ デバイスの種類を指定できるルールを付与することで、

 

Hybrid ディスクグループに含まれる、HDD と認識されたデバイスでは、

Options が disable_ssd となっているルールが設定されています。

vsan-adv-04-07.png

 

一方、All-Flash ディスクグループに含まれる、ストレージ デバイスでは、

キャッシュ層 / キャパシティ層 の両方のデバイスに enable_ssd が設定されています。

vsan-adv-04-08.png

 

本来であれば SSD / HDD を正しく認識させるための機能のはずですが、

このように、ネステッド vSAN では、物理ストレージの種類にかかわらず

All-Flash / Hybrid のラボ環境を構成することに利用できます。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-05

Invalid header block: 4947 != 7835.

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hi

Problem uploading ova file in vmware workstation & ESXI

error:

Invalid header block: 4947 != 7835.

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-05

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみようと思います。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-04

 

5日目は、キャパシティ層 HDD の搭載数が異なるネステッド vSAN を用意してみました。

これで、ディスク数を必要とする検証ができるようになります。

たとえば、仮想マシン ストレージ ポリシーでのストライプ数の変更による動作確認などができます。

  • vSAN-Cluster-20181203aクラスタ
    • Hybrid ディスク グループ vSAN
    • キャッシュ層 SSD x 1
    • キャパシティ層 HDD x 1
  • vSAN-Cluster-20181205クラスタ
    • Hybrid ディスク グループ vSAN
    • キャッシュ層 SSD x 1
    • キャパシティ層 HDD x 2

 

キャパシティ層 のデバイス数が異なるディスクグループの様子。

vSAN-Cluster-20181203a クラスタ

このクラスタの ESXi ホストは最小ディスク数の構成で、キャパシティ層の HDD を 1つだけ搭載しています。

 

vSphere Client で確認すると、ディスクグループあたりのディスク数は 2 で、

ディスクグループの HDD(80GBのもの) は 1つだけです。

vsan-adv-05-01.png

vSAN-Cluster-20181205 クラスタ

このクラスタの ESXi ホストは、キャパシティ層の HDD を2つ搭載しています。

ディスクグループあたりのディスク数は 3 で、そのうち HDD は 2つです。

vsan-adv-05-02.png

 

ネストの外側の ESXi VM の構成をみると、キャパシティ層 HDD が 1つの ESXi VM では

80GB のディスクが 1つだけ接続されています。

vsan-adv-05-03.png

 

一方、キャパシティ層 HDD が 2つの ESXi VM では

80GB のディスクが 2 つ接続されています。

vsan-adv-05-04.png

 

仮想マシン ストレージ ポリシーでのストライプ数変更。

vSAN のデータストライプ数(幅)を、仮想マシン ストレージ ポリシーで変更することができます。

About vSAN Policies

 

そこで、キャパシティ層のデバイス数が複数ある状態ならではの動作確認のため、

ストライプ数を 2に設定した 仮想マシン ストレージ ポリシー「vSAN-Policy_Stripe-2」を作成してみます。

vsan-adv-05-07.png

 

vSAN-Cluster-20181203a クラスタの VM「vm-stripe-1」は、デフォルトのポリシーのままにしてあります。

vsan-adv-05-08.png

 

一方、vSAN-Cluster-20181205 クラスタの VM「vm-stripe-2」には、

新規作成した、ストライプ数 2 のポリシーを設定しました。

vsan-adv-05-09.png

 

まず、デフォルトのポリシー(ストライプ数 1)を適用している VM です。

仮想ディスクは RAID 1 となり、コンポーネントを2か所に格納しています。

vsan-adv-05-05.png

 

そして、ストライプ数 2 のポリシーを適用した VM です。

この VM は、「キャパシティ層 HDD 2つ」の vSAN に配置してあります。

仮想ディスクは RAID 1 でコンポーネントを2か所に格納し、

ストライプ(RAID 0)で、さらに2か所に分散して格納しています。

vsan-adv-05-06.png

 

ちなみに、キャパシティ層 HDD が 1つだけの 3ノード vSAN だと、ストライプのデータを書き込むデバイス数が不足します。

そのため、仮想マシンに ストライプ数 2 のポリシーを適用しようとしてもエラーになってしまいます。

ポリシーを変更する画面で警告が表示され・・・

vsan-adv-05-10.png

 

そのまま設定しようとしてもエラーになります。

vsan-adv-05-11.png

 

ネステッド vSAN であれば ESXi のディスク搭載数も ESXi VM での VMDK 追加 / 削除だけで変更できるので、

実機での vSAN の挙動確認が容易になります。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-06

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-06

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみようと思います。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-05

 

6日目は、vSAN のキャパシティ層 HDD の搭載数を増やしてみました。

ラボ構築などで極端にスペックの低いマシン構成にする場合などでは

ディスク構成によって ESXi の搭載メモリ容量の考慮が必要です。

そこで今回は意図的に、メモリ不足になる状態でディスク グループ作成をしてみます。

 

vSAN-Cluster-20181206 クラスタ

  • Hybrid ディスク グループ vSAN
  • キャッシュ層 SSD x 1
  • キャパシティ層 HDD x 3

 

今回の ESXi ホストは、 キャパシティ層むけに HDD を 3つずつ搭載しています。

vsan-adv-06-01.png

 

この時点では、vSAN ディスクグループが未作成の状態です。

vsan-adv-06-02.png

 

そして、キャパシティ層の HDD を 3つ指定して、vSAN ディスクグループを作成してみます。

vsan-adv-06-03.png

 

しかし、ディスクグループ作成は下記のようなエラーで失敗してしまいます。

実は vSAN を構成するにあたり、ディスクグループに含めるデバイスの構成によって

ESXi のメモリ容量の要件が異なります。

この環境では、ネステッド vSAN ということもあり

ESXi に搭載しているメモリ容量が、極端に少なくなっています。

そのため、そのメモリ容量での上限である HDD 数(2つ)を超えてしまいエラーとなります。

vsan-adv-06-04.png

 

ネストの外側での、ESXi VM を見てみます。

ディスクグループ作成でエラーを発生させた時点では、6GB しかメモリを割り当てていませんでした。

vsan-adv-06-05.png

 

そこで VM を停止して、メモリ容量を 8GB に変更しました。

VM(ESXi)を起動するだけで、ESXi は変更後のメモリ容量を認識します。

vsan-adv-06-06.png

 

あらためて、キャパシティ層 HDD が 3つの vSAN ディスクグループを作成します。

vsan-adv-06-07.png

 

今度は、ディスクグループを作成できました。

vsan-adv-06-09.png

 

キャッシュ層 SSD x 1 と キャパシティ層 x 3 で、合計 4 ディスクです。

vsan-adv-06-08.png

 

このように、vSAN ディスクグループ数や、そのディスク構成によって

ESXi で必要なメモリ容量が異なります。

実際に物理マシンで vSAN を構成するときにこの制限が問題になることは少ないと思いますが、

ラボ環境の準備や、いわゆる vSAN によるオーバーヘッドとなる容量の見込みなどで

注意が必要になることもあるかなと思います。

 

ちなみに、vSAN ディスクグループの最大構成である

5ディスクグループ で、それぞれ 7キャパシティ層 HDD を搭載する場合は、

vSAN で使用する容量として最小でも 32GB のメモリが必要とされています。

 

以下、vSAN 6.7 のドキュメントより。

vSAN のハードウェア要件

メモリ

 

vSAN のメモリ要件は、ESXi ハイパーバイザーによって管理されるディスク グループと

デバイスの数によって決まります。各ホストには、最大で 5 個のディスク グループと、

ディスク グループあたり最大で 7 個のキャパシティ デバイスに対応できるよう、

最小でも 32 GB のメモリを搭載する必要があります。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-07

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-07

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみようと思います。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-06

 

前回は、vSAN のディスク構成によってシステム要件が変わる様子を見てみました。

今回は、vSAN データストアの構成を完了するわけではなく、

ESXi ホスト単体でディスクグループを作成するだけです。

単純な興味から、「上限値を超えることができるのか」をネスト環境を利用して試してみます。

 

vSAN を有効化したクラスタ「vSAN-Cluster-20181207」に参加させた ESXi ホスト「192.168.1.31」の HDD 数を、

ディスクグループあたりのキャパシティ層 HDD 数の上限を超える「8」にしています。

vsan-adv-07-01.png

 

vSAN の構成の上限値は、VMware Configuration Maximums ツールの

vSphere の配下にある「VMware vSAN」で確認することができます。

https://configmax.vmware.com/guest

 

vSAN 6.7 でのディスクグループあたりのキャパシティ層ディスクの上限は「7」となっています。

vsan-adv-07-00.png

 

そこで、上限数をこえる HDD 数で vSAN ディスクグループを作成したらどうなるのか試してみます。

 

実験1。

vSAN ディスクグループを、キャパシティ層ディスク数 8で作成してみます。

はじめは、ディスクグループが未作成の状態です。

vsan-adv-07-02.png

 

キャパシティ層の HDD を 8つ指定して、ディスクグループを作成してみます。

vsan-adv-07-03.png

 

ディスクグループの作成自体は、完了できてしまいました。

vsan-adv-07-04.png

 

キャパシティ層である「容量」ディスクを見ると、7つ含まれています。

そして「mpx.vmhba0:C0:T5:L0」という名前の HDD が、含まれていません。

自動的に、上限数までのディスクでディスクグループが作成されたようです。

vsan-adv-07-05a.png

vsan-adv-07-06a.png

 

実験2。

今度は、キャパシティ層ディスク数 7 の vSAN ディスクグループに、さらにディスクを追加してみます。

実験1 で作成したディスクグループに、8つ目の HDD として「mpx.vmhba0:C0:T5:L0」を追加します。

vsan-adv-07-07.png

 

追加処理は開始されますが、今度は「Too many disks」エラーになり失敗しました。

「ディスクグループあたりのキャパシティ層ディスク数」は、ハード リミットのようです。

vsan-adv-07-09.png

 

上限値を超える構成はそもそも設計時点で避けるべきですが、

うっかり上限を超える構成にしようとしてしまうこともあると思います。

vSphere ではツールによっては、非サポート / 非推奨の設定にできてしまったり

制限値によっては、上限値を超える設定が可能なことがあります。

そういった際に、ネスト環境でのデバイス追加は、物理環境よりも容易なことが多く

物理マシンとして用意しにくいハードウェア構成でも手軽に用意できます。

万一のうっかり構成時の挙動や、単純な興味によるものの確認もしやすいかなと思います。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-08

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-08

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみています。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-07

 

8日目は、1日目に近い構成の vSAN ですが、キャパシティ層 HDD の容量に注目してみます。

 

vSAN-Cluster-20181208 クラスタ

  • ESXi 4ノード
  • ハイブリッド(SSD + HDD)ディスクグループ
    • キャパシティ層 の HDD は 200GB
  • ディスクグループは各ノードで 1つずつ
  • 重複排除・圧縮 は無効のまま
  • フォールト ドメインはデフォルト構成のまま
  • vCenter は vSAN 外部に配置

 

下記のように、キャパシティ層を 200GB の HDD にしています。

vsan-adv-d08-01.png

 

実は vSAN には、仮想ディスクのコンポーネントごとの最大容量が設定されています。

これは ESXi ごとのパラメータ「VSAN.ClomMaxComponentSizeGB」で、デフォルトでは 255GB です。

vsan-adv-d08-02.png

 

このパラメータについては、下記の KB でも案内されています。

 

vSAN に小容量の磁気ディスクを使用すると仮想マシン障害が発生する場合がある (2080503)

https://kb.vmware.com/s/article/2080503

https://kb.vmware.com/s/article/2080503?lang=ja(日本語)

 

VSAN.ClomMaxComponentSizeGB は、上記の vSphere Client 画面で

設定変更をすることができますが、ここからは PowerCLI でこのパラメータの設定、設定確認をしてみます。

 

今回利用するバージョンは、PowerCLI 11 ですが、

古いバージョンの PowerCLI でも同様の操作が可能なはずです。

また、PowerCLI では、vCenter に接続ずみです。

 

vSAN クラスタには、4 ノードの ESXi ホストが接続されています。

PowerCLI> Get-Cluster vSAN-Cluster-20181208 | Get-VMHost | Sort-Object Name | ft -AutoSize Name,Version,ConnectionState

 

Name         Version ConnectionState

----         ------- ---------------

192.168.1.31 6.7.0         Connected

192.168.1.32 6.7.0         Connected

192.168.1.33 6.7.0         Connected

192.168.1.34 6.7.0         Connected

 

 

デフォルトでは255 GB になっています。

PowerCLI> Get-Cluster vSAN-Cluster-20181208 | Get-VMHost | Sort-Object Name | Get-AdvancedSetting -Name VSAN.ClomMaxComponentSizeGB | select Entity,Name,Value

 

Entity       Name                        Value

------       ----                        -----

192.168.1.31 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

192.168.1.32 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

192.168.1.33 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

192.168.1.34 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

 

 

下記のようにパラメータを変更できます。

PowerCLI> Get-VMHost 192.168.1.31 | Get-AdvancedSetting -Name VSAN.ClomMaxComponentSizeGB | Set-AdvancedSetting -Value 180 -Confirm:$false

PowerCLI> Get-Cluster vSAN-Cluster-20181208 | Get-VMHost | Sort-Object Name | Get-AdvancedSetting -Name VSAN.ClomMaxComponentSizeGB | select Entity,Name,Value

 

Entity       Name                        Value

------       ----                        -----

192.168.1.31 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   180

192.168.1.32 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

192.168.1.33 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

192.168.1.34 VSAN.ClomMaxComponentSizeGB   255

 

 

また、下記のように複数の ESXi のパラメータをまとめて変更することもできます。

PowerCLI> Get-Cluster vSAN-Cluster-20181208 | Get-VMHost | Get-AdvancedSetting -Name VSAN.ClomMaxComponentSizeGB | Set-AdvancedSetting -Value 180 -Confirm:$false

 

Name                 Value                Type                 Description

----                 -----                ----                 -----------

VSAN.ClomMaxCompo... 180                  VMHost

VSAN.ClomMaxCompo... 180                  VMHost

VSAN.ClomMaxCompo... 180                  VMHost

VSAN.ClomMaxCompo... 180                  VMHost

 

 

ただしこのパラメータは最小値が 180GB で、179GB 以下を設定しようとするとエラーになってしまいます。

[root@esxi-01:~] vmware -vl

VMware ESXi 6.7.0 build-10302608

VMware ESXi 6.7.0 Update 1

[root@esxi-01:~] esxcli system settings advanced list -o /VSAN/ClomMaxComponentSizeGB

   Path: /VSAN/ClomMaxComponentSizeGB

   Type: integer

   Int Value: 180

   Default Int Value: 255

   Min Value: 180

   Max Value: 255

   String Value:

   Default String Value:

   Valid Characters:

   Description: Maximum component size used for new placements

 

キャパシティ層で 255GB がおさまらない小容量のディスクを利用することは

本番環境での vSAN では殆どないと思いますが、ネスト環境では

小容量の VMDK をキャパシティ層として構成することがあります。

検証などでコンポーネントが意図した配置にならないことがあったら、

このパラメータを調整してみるとよいかもしれません。

 

ちなみに私がネステッド vSAN を利用する場合は、あまり大容量ではない VM を利用したり、

ネストの外側の VMDK をシン プロビジョニングで大きめに用意したり

といったことが多く、あまりこのパラメータの変更をしていません・・・

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-09


vcap cma 7 blueprint

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Hello,

     I'm preparing for the vcap deploy from cma and want to prepare some guide some collection of materials VCAP-CMA Deploy 2018 - vWorld  but have some problem with understanding one point in blueprint

Objective 3.2 – Implement a governance model that maps to given business needs

can some one show me what should be configured here or what knowledge should I have.

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-09

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみています。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-08

 

9日目は、8日目の vSAN 構成のうち、キャパシティ層 HDD を SSD に変更してみます。

 

vSAN-Cluster-20181209 クラスタ

  • ESXi 4ノード
  • オール フラッシュ(キャッシュ層 SSD + キャパシティ層 SSD)ディスクグループ
  • ディスクグループは各ノードで 1つずつ
  • 重複排除・圧縮 は無効のまま
  • フォールト ドメインはデフォルト構成のまま
  • vCenter は vSAN 外部に配置

 

vSAN では、ディスクグループを All-Flash 構成にすることで

利用可能になる機能があります。

今回は、仮想マシン ストレージ ポリシーによる RAID 5 を構成してみます。

 

vSAN で RAID 5 を構成するには、4つ以上のフォールト ドメインと、

オール フラッシュのディスクグループが必要です。

 

参考:

RAID 5 または RAID 6 イレージャ コーディングの使用

 

フォールト ドメイン については、デフォルトでは ESXi がそれぞれフォールト ドメインとして扱われます。

そのため 4ノードの vSAN であれば、4つのフォールト ドメインが存在することになります。

vsan-adv-d08-08.png

 

ハイブリッド構成での RAID 5 構成。

まず、昨日の ハイブリッド構成で RAID 5 の構成を試みてみます。

これは要件を満たさない構成なので、失敗するはずです。

 

8日のクラスタは、4ノードですが、ハイブリッド構成(キャパシティ層が HDD)です。

vsan-adv-d08-03.png

 

RAID 5 の仮想マシンストレージ ポリシー「vSAN-Policy_RAID5」を作成しました。

vsan-adv-d08-01.png

 

VM「vm01」に「vSAN-Policy_RAID5」ポリシーを適用しようとすると、

(SSD の)キャパシティ層ディスクが足りないという警告メッセージが表示されます。

警告メッセージからはわかりにくいですが、

SSD のキャパシティ ディスクが不足している(ゼロ個しかない)ということで

実際に適用しようとしてもエラーで適用できません。

vsan-adv-d08-02.png

 

 

オールフラッシュ構成での RAID 5 構成。

それではオールフラッシュ構成の 4ノード vSAN で、RAID 5 を構成してみます。

 

キャパシティ層が SSD(フラッシュ)の、4ノード vSAN です。

vsan-adv-d08-04.png

 

VM「vm02」に、先ほど作成した RAID 5 のポリシーを適用します。

vsan-adv-d08-05.png

 

この構成であれば、先ほどの「vSAN-Policy_RAID5」ポリシーを選択しても

特に警告メッセージは表示されません。

vsan-adv-d08-06.png

 

「vSAN-Policy_RAID5」ポリシーが適用でき、ポリシーのコンプライアンスも「準拠」になりました。

vsan-adv-d08-09.png

 

vm02 の vSAN オブジェクトも、コンポーネントが RAID 5 の状態になっています。

vsan-adv-d08-07.png

 

オールフラッシュ構成ならではの vSAN の機能を、

ネステッド ESXi による、疑似的なオールフラッシュ vSAN で構成してみました。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-10

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-10

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今月は1日1回くらい、さまざまな ネステッド vSAN 6.7 U1 を構成してみています。

 

一連の投稿へのリンクは下記をどうぞ。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。まとめ

 

昨日はこちら。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-09

 

10日目は、6ノードのオールフラッシュ vSAN を構成してみました。

 

vSAN-Cluster-20181210 クラスタ

  • ESXi 6ノード
  • オール フラッシュ(キャッシュ層 SSD + キャパシティ層 SSD)ディスクグループ
  • ディスクグループは各ノードで 1つずつ
  • 重複排除・圧縮 は無効のまま
  • フォールト ドメインはデフォルト構成のまま
  • vCenter は vSAN 外部に配置

 

vSAN では 6ノードのオールフラッシュ ディスクグループ構成にすると、

仮想マシン ストレージ ポリシーによる RAID 6 が利用できるようになります。

 

RAID 6 の仮想マシン ストレージ ポリシーを作成します。

vsan-adv-d10-01.png

 

6ノードのオールフラッシュ vSAN に配置した VM「vm01」にポリシーを適用しました。

vsan-adv-d10-05.png

 

vm01 の vSAN オブジェクトを見ると、コンポーネントが RAID 6 になっています。

vsan-adv-d10-02.png

 

RAID 6 では、2ノードの障害まで、データの可用性が保たれるので、2台の ESXi 停止してみます。

ネストの外側の ESXi VM を 2台同時にパワーオフします。

このときの停止対象は、vm01 が起動している ESXi 以外を選択します。

vsan-adv-d10-06.png

 

パワーオフ。

vsan-adv-d10-07.png

 

ESXi VM がパワーオフされました。

vsan-adv-d10-08.png

 

vSphere Client を見ていると、徐々に障害の様子が表示されます。

vsan-adv-d10-09.png

 

vSAN コンポーネントは、ちゃんと2重の障害になっています。

vsan-adv-d10-12.png

 

vm01 のゲスト OS でディスクへの書き込みをしていたところ、

疑似障害の(ESXi 2台をパワーオフした)タイミングで、数秒の I/O 停止がみられますが、

VM は停止せず、その後も書き込みが続けられています。

vsan-adv-d10-10.png

 

ちなみに、3ノード以上を停止させると、すぐに書き込みができなくなるはずです。

 

つづく。

ネステッド vSAN 6.7 U1 を楽しむ。2018-12-11

How to Autostart a specific VMware

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I want to run a specific VMware instance when the host PC has started up.

 

How do I start the VMware Workstation Player with a specific VMware file and in full-screen mode?

 

 

I have a host-PC running Win10-64bit and on that I want to have the VMware Workstation Player installed to run an HMI (a graphical Human Machine Interface) in a VMware - but I dont know how to autostart the Player with the right parameters.

ESXi 6.7u1 RMRR overlaps system memory

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Hi,

 

When trying to install ESXi 6.7u1 on SuperMicro SYS-5019A-FTN4 I get following error as soon as installer UI comes up (graphical progress bar appears with black/yellow background). Don't have same problem with ESXi 6.7. Any ideas?

iKVM_capture.jpg

Extract virtual machine from HDD when Hostsytem died

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Hello guys

 

I have a serious issue. I runned ESXi 5.5 on an INTEL NUC DC3217IYE (this was possible due to the help of ESXI-cutomizer). That worked very well a couple of years.

Recently this host system died, the host does not boot anymore. The mSATA HDD seems to have no damage as I can access it via an mSATA to USB 3 adapter. Unfortunately in Windows I can not see all content of the disk. I tried to install it in a newer NUC, but ESXi does not start due to different hardware.

Further more I tried to attach the HDD to another server where ESXI 6.0 is running. The HDD gets recognized but can not be accessed as it displays "HDD not ready or failure".

 

In the internet I could get another, identical NUC. I hope that I can install the HDD in this new NUC and can access the virtual machines again. I expect to boot the system as it was before. Unfotunately that takes some days until it arrives here.

 

I need urgently one of the installed virtual machines from this mSATA HDD. Are there any other possibilities how I can fetch the virtual machine from this HDD ? Or where exactly can I find that machine and how can I fetch it ?

 

Any help is higly appreciated.

 

Best regards,

Letraz

High availability question

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I have a vm that I need to have high availability on. Host and VM monitoring is pretty simple, but I have a separate network that if it goes down (it's my wan) I need it to fail over. I'm not sure how to accomplish this.

 

Any ideas?


Delete invalid virtual machine entry in web client

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Hello,

 

in a standalone esxi 6.5, during the import of a vm via web client I stopped it, so now I have an entry in the web client that point to a vmx file that doesn't exists: in the list of virtual machines in the web client I have, as virtual machine name, the path of the vm that doen't exists and in Status field the "invalid" value.

 

How I can delete the entry? Is it possible?

 

I attach an image with 2 vm, the one invalid and one valid:

 

esxi 6.5 webclient invalid entry.png

 

--

Regards

объединение 2х dSwitch в broadcast domain

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Вопрос в следующем, объединить два dvSwitc в одну сеть, широковещательный домен, необходимость вызвана тем, что в vmnic esxi 5.5 подключены два L2 линка от провайдера, мост на программном маршрутизаторе (pfsense) притормаживает при обработке такого трафика, буду благодарен за подсказку

Upgrading from UEM 9.3 to 9.6

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Are there any backward compatibility issues with upgrading UEM to 9.6 and still having 9.3 on the linked clones temporarily until a scheduled golden image refresh?

Kein Zugriff auf ESXi Webclient

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Hallo Community,

 

ich habe in meinem homelab einen ESXi 6.7.0.

 

Seit gestern kann ich per Browser nicht mehr auf den Webclient zugreifen.

 

Wenn ich über "https://<IP ESXi Host>/ zugreifen möchte erhalte im ich Internet Explorer die Fehlermeldung:

------

Keine sichere Verbindung mit dieser Seite möglich

Dies liegt möglicherweise daran, dass die Website veraltete oder unsichere TLS-Sicherheitseinstellungen verwendet. Wenn das Problem wiederholt auftritt, wenden Sie sich an den Besitzer der Website.

------

 

Bisher erhielt ich immer nur die Zertifikatswarnung zum bestätigen.

 

Auch mit Firefox und Chrome ist kein Zugriff möglich.

 

Der Zugriff per Putty SSH funktioniet ohne Probleme.

Ich habe bereits per SSH das Serverzertifikat von /"ertc/vmware/ssl/rui.crt" im IE und im Firefox importiert allerdings brachte dies kein Erfolg.

 

Ich wäre dankbar für eure Unterstützung.

VMware Player silent installation doesn't work

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Hi,

 

I am trying since 5 hours to silently install the vmware player and it don't works. I've tryed many different parameters. the *.log file says:

 

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Adding PRODUCTLANGUAGE property. Its value is '1033'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Adding REBOOT property. Its value is 'ReallySuppress'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Adding EULAS_AGREED property. Its value is '1'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Adding INSTALLDIR property. Its value is 'C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Player\'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Modifying AUTOSOFTWAREUPDATE property. Its current value is '1'. Its new value: '0'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Modifying DATACOLLECTION property. Its current value is '1'. Its new value: '0'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Modifying DESKTOP_SHORTCUT property. Its current value is '1'. Its new value: '0'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Adding ADDLOCAL property. Its value is 'ALL'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: PROPERTY CHANGE: Modifying COMPONENTDOWNLOAD property. Its current value is '1'. Its new value: '0'.

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:791]: Note: 1: 1708

MSI (s) (A0:00) [20:12:00:792]: Product: VMware Player -- Installation failed.

Erfolg- bzw. Fehlerstatus der Installation: 1639

 

 

Parameters are:

VMware-player-15.0.2-10952284.exe /s /l "vmware.log" /v /qn REBOOT=ReallySuppress EULAS_AGREED=1 INSTALLDIR="%ProgramFiles(x86)%\VMware\VMware Player\" AUTOSOFTWAREUPDATE=0 DATACOLLECTION=0 DESKTOP_SHORTCUT=0 STARTMENU_SHORTCUT=1 ADDLOCAL=ALL REMOVE="" COMPONENTDOWNLOAD=0

It doesn't matter if I'm running it with quotes (") or without, in admin mode, or not. Even just the minimal properties don't work.

 

Tryed also:

REBOOT=R

EULA_AGREED=1

EULA_AGREE=1

[...] /v "/qn [...]"

[...] /v/qn "[...]"

[...] /v/qn [...]

PROPERTIE="in_quotes"

PROPERTIE="just_strings_in_quotes"

and so on...

 

 

 

I've really tried everything. Do anyone see the failure?

 

Can anyone help me please?

 

Yours.

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