vm-supportの取得手順としては、下記のように他のコミュニティでも紹介されている通り、様々な手段があります。
※こちらの資料は参考資料としてご利用いただき、公式手順についてはVMware KBをご参照ください。
!!!!! 注意 !!!!!
vSphere 6.7U1 (VxRail 4.7.1xx) で vSAN iSCSI Target を利用されている場合、本手順を実行することでPSODとなる既知の不具合が報告されております。
上記に該当する場合は以下のVMware KB/Dell EMC KBをご参照いただき、ログ取得前に対象ホストをメンテナンスモードにしてください。
なお、両KBは予告なく変更されることがございます。内容に差異がある場合はDell EMC KBを劣後としていただくようお願いします。
VMware KB
https://kb.vmware.com/s/article/67881Dell EMC KB
ここでは、vCenterにアクセスできないなどの発生時にvCenterを使用しないvm-supportの取得が可能な手段をご紹介いたします。
vSphere Client(C#)での取得は、vCenterアクセスができない場合も使えますが、ESXi 6.5以降の場合は使用できないため、
Host ClientもしくはCLIでの取得が必要となります。
■Host Clientからのvm-support取得
1. Web Browser経由で、ESXiホストのIPアドレスあてにアクセスします。
https://<host-ip-address>/
※ログインユーザは、Single Sign-Onの*****@vsphere.localではなく、rootなどのホストのアカウントを使用します。
2. [ホスト]->[アクション]->[サポートバンドルの生成]とたどります。
3. しばらくして、バンドルの収集が完了すると、下記のような画面が表示されますので、[ダウンロード]ボタンを押して、任意の場所にログを保存して下さい。
■CLIでのvm-support取得
※vm-supportコマンドで生成したログバンドルは自動的に削除されないため、事後に手動で削除してください。
1. ESXiホストにsshでログインします。
sshが無効化になっている場合はESXi、vCenter、PSCのSSH有効化を参考にして有効化します。
2. 下記のコマンドを実行します。
[esxi-example:~] vm-support
3. 数分程待ち、下記のようにプロンプトが返ってきたらvm-supportの生成が終了となります。
01:32:39: Gathering output from /sbin/localcli --formatter=json storage nfs list
01:32:40: Gathering output from /bin/cat /var/log/vvold.log
01:32:42: Gathering output from /usr/lib/vmware/vm-support/bin/encryption-epilog
01:32:42: Done.
Please attach this file when submitting an incident report.
To file a support incident, go to http://www.vmware.com/support/sr/sr_login.jsp
To see the files collected, check '/vmfs/volumes/DExxxxxxxxxxxx-01-01-service-datastore1/hostname.example-2018-09-02--01.28-15762050.tgz'
[esxi-example:~]
4. WinSCPなどのファイル転送ソフトを使用し、表示されたパスに保存されたログをローカルに取得します。
※ログの取得が完了しましたら、ESXi上のログファイルは削除してください。
※vm-supportコマンドで生成したログバンドルは自動的に削除されないため、事後に手動で削除してください。
### VMware KB
正式な手順は下記KBの該当項目をご参照ください
Collecting diagnostic information for VMware products (1008524)
・VMware ESXi/ESX